黒沢明生誕100周年大阪初日「七人の侍」見たっちゃ!!
土曜日の夜という事もあり前列以外はほぼ満席。おじさんばかりかと思いきや。勉強熱心そうな学生さんやカップルもチラホラ、さすが日本映画オールタイムベスト1だけあって層は厚い。しかしオバサンがほぼいない。大阪の映画館では珍しい気がする。残酷なのが引くのか??
腐女子目線でも志村喬演じる勘兵衛と他の侍たちとの関係や久蔵への勝四郎の異常なリスペクトブリは萌えだと思うんだけどなあ。女の人は少なかったです。
まあ、今さらですが、とにかく面白い!! 凄い緊張と緩和、妖怪光線出てる長老とあの奇妙な水車の音の緊張があって、街のにぎわいが来て緩和されたと思ったら、長槍をもった浪人に村人が殺されかける一触即発の緊張。
緊張→緩和→緊張
最後の野武士の戦いの時にも必ず下ネタとかでみんなをほぐすように、緊張の前には必ずほぐす。ものすごい脚本だと思います。
最近3D映画とかがどんどん出てくるようですが、それもいいけど、白黒でも面白いものはオモチロイので。
こだわりが欲しい。