町山智浩と印象批評
町山智浩のカッコよさは何だろう?
まず印象批評の否定だろう。
エンターテーメント的な発言では多々印象批評をして見える。それ以上に因縁付けてるような発言が多々ある。まあ私はプロレスだと思ってるけど、
しかしわからない事は徹底的に調べる。
「2001年宇宙の旅」の脚本の分析は有名です。
映画の見方がわかる本―『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで (映画秘宝COLLECTION)
- 作者: 町山智浩
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2002/08
- メディア: 単行本
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蓮見重彦は西洋的な隠喩を賞賛するのでなく、的確な表現ではないが東洋人から見て面白いか。個人として見て面白いか。
印象批評は宗教的感動を教養主義的に理解して感動するのは嘘だ!! 知性に惑わされるなクールに自分の内に何が起きたか、個人の感動を大事にしろと言ってると思う。(しかし教養があるのは前提)
蓮見重彦はクールダウンしろと言っている。
町山智浩は蓮見重彦の否定から自分のスタイルはできてるんだと言っているが、そのクールダウンを知識の収集、ネタ作りで行っている。
町山智浩の口癖は「(調べた結果)○○とわかりましたが、これは現代の日本人でも感動しますよ」
これはまさしく印象批評第だ。教養ゆえの感動ではな。く。教養を超えての感動を肯定している。
しかし教養を獲得するうえで町山氏はネタ作りを行い、このネタ作りの末の暴走が言い知れぬ魅力を呼んでいる
(蛇足ですが写真の真ん中が町山智浩)